基本的にKinKiのものは購入しないので、KinKi表紙の「週刊朝日」も購入しませんでした。
アルバムの発売に合わせたプロモの一種とも思われましたしね。
実際読んでみて、
ネットの記事で紹介されていた『抜粋』だけで十分とも思いました。
その記事がこちらです。
KinKi Kidsを独占インタビュー「(コロナ禍で)ジャニーさんの思想はもう古いのかもしれない」〈週刊朝日〉
で、記事中で気になったのはここです。
「<堂本光一> ──「KinKi Kidsらしさ」とは? それがわかってれば苦労してないです。でも、二人が歌えばKinKi Kidsになるんじゃないですか? (KinKiらしさは)僕は昔のほうがあったと思う。変化を言葉にするのは難しいけど、自然とこうなっていったのかな。時が経てば経つほどわからなくなることもあって。」
この「二人が歌えば」という言葉は以前にも聞いた気がします。
これって、光一さん的には、かなりハードルを下げた言い方だと思いましたし、まあ、あちらの状態もあって、そうならざるを得なかった、ということもあるでしょう。
「昔のほうがあった」というKinKiらしさは、光一さんが目指したKinKiだったと思います。
結局、光一さんがプロデュースしてきたKinKiは失われたのです。
今振り返っても、魅力的な「踊れる」KinKiではありましたが・・・。
「自然と」こうなった、と光一さんが言うなら、それでもいいですが、まあ、光一さんが「諦めた」部分もあったでしょう。
・・・では今の「KinKiらしさ」は、と聞かれて
「それがわかれば苦労してないです」って・・・・・。
もしそれが「二人で歌うこと」だけなら、もうKinKiはいらないのではないですか?
時に「笑われる」ようなパフォーマンスをファンは楽しみにしているのではありません。
コロナ後の世界がどうなるのかわかりませんが、世の中の変化に「柔軟に」対応していけるのであれば、頑固にならず、もっと自由に『飛んで』もらいたい、と願っています。