スポーツ紙の見出しの「帝劇4ヶ月」には、ある意味驚かされましたし、「そこ?」とも思いました。
これは事務所が意図した記事なのでしょうか?
まったく光一さんに寄り添っていないなあ、と、ここでも「グランアーツ」さんとの「差」を感じたのでした。
WSでは、光一さん自身の言葉が聞けて良かったです。
井上さんの存在感、歌唱力が間近で感じられて、
「羨ましいだろう」という光一さん。
「けっこう弱音を吐く」と暴露する井上さん。
もう井上さんのツッコミが気持ち良くて嬉しくて。
「家賃払わなきゃ」とか最高でした。
本当に奇跡の巡り会いというのでしょうか?
同じ舞台に立って、自然に分かち合いながら、これまで見たことがない光一さんを見せてくれる。
たぶん井上さんもこれまでとは違う芳雄さんなのではないでしょうか?
よく出会ってくれた、よく同じ舞台に立ちたいと願ってくれた!
こんなに楽しそうな光一さんが見られる幸せをしみじみ感じますね。
カンパニーの皆さんとの和気藹々の空気がまた素敵でした。
少しでしたが、ダンスも殺陣も見られて良かったです。
光一さんの歌声をもっと聴きたかったけれども。
とにかく、光一さんと芳雄さんの言葉で、それぞれが「歌モンスター」であり、「スターという名の独特の俳優」であると分かりました。
なんだかもう、直接語ってくれる言葉だけが真実というのか、どんな見出しよりも、どんな記録よりも、ああこの言葉こそが真実なんだな、と思わせてくれるのでした。
さらに、少しだけ聴いた光一さんの歌が、
これまで聴いたことがないような歌い方だったような。
・・・・・・やはり、早く聴きたい、観たいと思うのでした。
あれこれWSを見る中で、一番心に残ったのは芳雄さんの「とにかく美しい」という言葉でした。
「舞台上のアーサイトが美しい、本番に向けてモチベーションを高めてゆく外見と中身のバランスと言うんですか。絡み合って上がってゆく感じが見たことないタイプ、それが「スター」というものかもしれないけれども、そういうタイプの俳優さんだな、と思います。」
光一さん自身はミュージカル俳優ではない、と言っていますが、以前Mステでケント・モリさんと踊った時のことを思い出しました。
「ダンサー」さんではないけれども、確かに「堂本光一」が踊っていたな、と。
光一さんは「ダンサー」さんというカテゴリーではなく、「ミュージカル俳優」というカテゴリーでもなく、
どちらにも収まりきれない人なんだな、と。
その収まりきれなさ、というのは、つまり井上さんが言われていた「モチベーションが内と外とで絡み合いながら上がってゆく」時に溢れる意図しない美しさであり、「堂本光一」カテゴリーとしか言いようがない独特のものがあるからではないか、と思うのです。
テレビよりも、もちろん雑誌よりも実物が美しいということをファンはみんな知っていますから。
流れる汗でさえも輝いている「表現している」光一さんは美しい!
衣装のさばきも、指先も、足のつま先までも。
その「表現者」であることが、ダンスに、歌に、殺陣にも生かされて「堂本光一」という独特のカテゴリーを生み出しているのだろうと思います。
その意味で、光一さんには限界がなく、様々な可能性があって、まだまだこれからいろいろな舞台で、ステージで、「美しい」光一さんを見せてくれるのだろうと思います。
できれば芳雄さんとの共演がこれ限りでなく、この舞台の再演も含めて、今後もたくさん見られますように!!
この奇跡の出会いがお互いの未来を切り開く力になりますように!!