夢中になって読みました。
市村正親さんの、「役者」としての心意気が伝わってきましたし、光一さんとも共通する部分が多いのだろうと思いました。
また、市村さんが劇団四季を退団されたのが41歳のとき。
御本人は「厄年」とおっしゃっていますね。
しかしながら、四季を辞められたあと、市村さんが多くの「持ち役」を得て現在に通じる素晴らしい役者になられたのだと思いますし、50歳でのハムレットや、一人芝居「市村座」など、素敵な足跡を残してこられたことに心から敬意を表します。
この本、第3章の「素敵な演劇人と出会えて」に光一さんも登場します。
目次はこちら。
ただし、他の方々が市村さんと舞台で共演されているのに、光一さんだけは共演がありません。
市村さんは、「SHOCK」をずっと観ていてくださって、光一さんはミュージカル俳優として一流である、と言ってくださっています。
しかし、もしも、舞台での共演があったら別の表現で光一さんを語ってくださるのではないか、と思うのです。
いつか、共演が叶いますように願っています。
市村さんは、これまでいろいろな人の激しい人生を生き抜いてきた、と言っています。
たから、飽きるなどという言葉は僕の辞書にはない、と。
光一さんは、コウイチを演じ続けて20年。
今は、演出家としてジャニーさんの意思を継ごうとしているように見えます。
しかし、「ナイツテイル」がそうであったように、外部の舞台に出たいという思いもあるだろうと思います。
舞台役者としては、当然の思いでしょう。
アーサイトの光一さんは素敵でした。
さらにもっと様々な役を生きる光一さんが観たいです!!
光一さんも、40歳を過ぎた大人ですし、自身の目指すものと、それを可能にする環境とを、どうやって整えるか、考えてもいるのでしょう。
でも、今は、ジャニーさんの呪縛に囚われているのかもしれません。
年々進化する舞台に、集中したいのかもしれません。
私は、この本にある市村さんの一人芝居「市村座」にかなり気持ちを持っていかれました。
だって、ひとりで、ミュージカルメドレーから、様々な舞台の芝居から、落語まで3時間で演じるというのです。
光一さんも、「堂本座」演じてくれないかしら⁉️
歌に芝居にダンスで。
光一さんの役者人生は、まだまだこれから。
なにしろ、市村さんとの対談では20年後の共演を語っていましたから。
ファンとしては、楽しみに待ってます、と言いたいところですが。
自分には、時間がないかも(泣)