私はいつも、ジャニーさんには追い付けない、という光一さんの言葉を疑問に思っています。
ジャニーさんの作った舞台は、わけのわからないナンチャッテ舞台でした。
唯一、光一さんの手によってまともなものになったのが「Endless SHOCK」です。
ただし、大事なことは、ナンチャッテ舞台でもファンは見に行ったということです。
ファンにとっては、演出家が誰であろうと応援するタレントが出ていればいいのです。もちろん、演出の批判はします。ファンも、バカではありませんから。
大事なのは、そこに応援する人がいて、彼のバフォーマンスを見られるということです。
でも同じ舞台に何年も立っていたら、さすがに、ナンチャッテ舞台には耐えられず、改めて作り直そうと、出演者本人が思うでしょう。
光一さんもそう言っています。
そもそも同じ舞台に立ち続ける人が光一さん以外いませんでしたし、ジャニーさんとケンカしながらでも新たなものを作ろうとしたのも光一さんだけです。
ファンはもちろん光一さん自身による演出で、筋の通ったものになった舞台を喜びましたし、その後の、ロングランと、年々の進化を支持してきました。
光一さんの最高のパフォーマンスを見ることがファンの喜びだからです。
光一さんが後輩の舞台やコンサートのサボートをして、その効果があっても、後輩の舞台やコンサートをわざわざ見に行く光一さんファンがいるでしょうか?
つまり、足を運んで見たいのは光一さんであり、光一さんのパフォーマンスなのです。
ナイツテイルにしても、演出家がジョンでなくとも、共演者が井上さんでなくとも、見に行ったでしょう、光一さんファンですから。
そのような固有のファンがついている魅力的なタレントであること、これこそが観客を劇場に呼ぶ大きな力なのです。
ジャニーさんは、そのようなタレントでもなく、優れた演出家でもありませんでした。
ただ、海のものとも山のものとも分からない少年を見い出す目はあったかもしれません。
演出家としては、自身が舞台に立ったことがなく、少年たちのエネルギーに夢を託すのみ。
常に舞台の真中に立ち続けてきた光一さんとは違うのです。
若い子たちを育てる仕事を受け継いだのは滝沢くん。でも新たな少年を見いだす才能が滝沢くんにあるかどうかは疑問です。
そうして、光一さんに求められるのは、ジャニーさんにはない、自らのバフォーマンスです‼️
ジャニー さんが珍しく褒めたという舞台とソロコン、
さらにそれを極めることこそが、ジャニーさんに応えるただひとつの道でしょう‼️
光一さん自身の肉体で、ダンスと歌で、最高のパフォーマンスをすること。
それこそが育ててくれたジャニーさんへの一番のお返しでしょう。
光一さんはジャニーさんとは違うのです。
踊れて歌えて演出もできる人です。
ジャニーさんに見いだされ、ついには舞台演出をまかされたのです。
その道を突き進み全うすることこそが、ジャニーさんに応える道でしょう。
ですから妥協せずに、最高のパフォーマンスを追及してください‼️
光一さんは光一さんらしく、ジャニーさんとは違う道を進むことで、もっと完成されたオリジナル作品を作れるかもしれません。
それこそがジャニーさんが目指したものでしょうし、光一さんがジャニーさんから継承すべきものではないでしょうか?
ジャニーさんが夢見た日本発のオリジナルミュージカル。
それを光一さんが引き継がなくてどうしますか?
{追記}
今日、更新された『endlessshock_official』のインスタグラムで、稽古初日の動画がアップされていました。
「大桜」のシーンの演出が変わるかも・・・。
「夜の海」の歌詞を解説する光一さん。
そんな姿を見ると、やはりこれが本来の光一さんの姿だろうと思います。
あの「大桜」のシーンを変えますか?
守りに入らずに進んでゆく。
その心意気をキンキでも見せてください。
妥協せず、ジャニーさんに誇れるような、そんな光一さんでいてください!!