Categories: 覚え書き

「信じられる理由」を改めて考えてみた・・・・。

 

昨日の記事を書きながら、なぜここまで光一さんを『信じる』と言いきれるのだろうか?と自問してみました。

ファンの贔屓目もあるでしょう。

 

正直デビュー当時の光一さんは、まだまだ方向性も見えない新たなアイドルのひとりにすぎませんでした。

 

私自身はデビュー前のドラマ「人間・失格」の留加にビックリしてファンになったのでしたが・・・。

 

まさかジャニーズとは知りませんでした。

ただ、当時は自分でもこれほど長くファンでいられるとは思いもよらず、数年したらたぶん自分の中でも終わる一種の「マイブーム」だろうと思っていたのでした。

 

ジャニーズの「美少年」はいずれ大人になって、『ただの人』になる、またそれが当たり前、とも思っていました。

 

ところが・・・・。

 

光一さんは望んでいた「舞台」に出会いました。

でもこの時は上演後に飲みにいった、とか、「舞台人」としてのある意味「それなりの」在り方に浸って満足しているようにも見えました。

「MILLENNIUM SHOCK」で選ばれた4人になったとき、間近で東山さんに接して、たぶん舞台への考え方が大きく変わったでしょうし、翌年単独で座長を任されたとき、さらに大きなプレッシャーをかかえながら座長としての責任を果たしたのでした。

帝劇の「最年少座長」として、本人曰く「多くのご批判をいただいた」と。

ジャニーズのアイドルでありながら帝劇の舞台に立つ、どれだけの「ご批判」が浴びせられたか想像もできませんが、ただその「批判」はある意味当然でもあったろうと今は思います。

20年以上の時が過ぎて、光一さんは歌もとてもうまくなりましたが、当時はそうとも言えず、未熟な点も多かったと思います。

 

多くの舞台人にとってあこがれの場である「帝劇」です。

そこに「座長」として弱冠20歳の「アイドル」が立つのです。

『ジャニーズ』という勢力に守られて。

「ご批判」はどれだけ大きかったか!!

 

光一さんは光一さんで、毎日続く生の舞台の厳しさを知ったでしょう。満足できる出来ではなかったとしても舞台は進行してゆく、そこでできることはただ常に全力を尽くすことだけ。

光一さんはそれ以前からいわゆる「ファンサ」をしない人でした。

自分の提供する作品で評価して欲しい、と望む人でした。

そういう光一さんにとって、その後の5年間はどんな日々だったでしょう。

ファンの私ですら、ジャニーさんの作る舞台の「びっくりさせる」演出(ただし矛盾だらけ)には付いて行けないものを感じていました。

光一さんも言っているように自分でも納得できないストーリーを演じるのが辛くなってきて、舞台は「Endless SHOCK」へと 変わってゆきます。

ジャニーさんに「ダメ出し」されながら、それでも自分の信じるようにストーリーを変え、曲を変えて、これまでのような「ショータイム」のない、いわば本編のみで勝負!という舞台への変更。

その新たな舞台をファンはどれだけ喜んだでしょう。

その後もジャニーさんは「ダメ出し」を続け、光一さんは進化を続けてきました。

「ダメ出し」をしながら光一さんに注がれてきた愛情、その愛情に応え続けてきた光一さん。

20年を超える日々を考えるとき、そういう幸せな人生を送ってきた光一さんだからこそ、歩みを止めることなく、次のソロライブではファンの予想を超えるステージを見せてくれると信じられるのです。

そういう意味で、光一さんに裏切られたことは一度もありません。

 

光一さんは自分は幸せだ、とよくいいますね。

 

その言葉を聞くといつも思い出すのは堂本剛さんの事です。

 

彼は「ジャニーさんに叱られたことがない」と、それが愛情の証ででもあるかのように言いますが、同じグループで同じように過ごしてきても、それぞれが見る人生の景色はこんなにも違うのです。

 

不平不満。愚痴と悪口。キンキはバイト。などなど言いたい放題・・・・。

「叱られた」ことが無い彼には、自分を批判する相手は「敵」になり、いつのまにか本当の忠告をしてくれる人もいなくなり。

「努力」はしないと公言し、ファンには今の自分を認める”母の心”を求める、という安直さ。

 

せめて、ビジネスパートナーなら、目指すべきゴールを描きながら共に歩くべきではありませんか??

あまりに違い過ぎて、たぶん通じる言葉もなく、キンキキッズを20年以上も続けてきて、もう存在理由すらわからない。

彼には彼の人生があるでしょう。そこに関心はありませんが。

 

しかし KinKi Kids は彼だけのものではなく、光一さんだけのものでもありません。だからこそ、もう十分にするべきことはしてきたと幕をひくべきではないでしょうか?

 

これからも光一さんには光一さんの人生が続くでしょう。

 

これまでがそうであったように、次のソロライブでも、光一さんは新たな姿を見せてくれるに違いない。と、これまでの経験が教えてくれます。

 

ただ・・・・、一抹の不安があるとすれば、

ジャニーさんを失った今、

今後誰が光一さんに「ダメ出し」をしてくれるのだろう?ということです。

 

一人になった光一さんは何を目指すのだろう?

 

おそらく彼の中に生きているジャニーさんに応えるべく、まだまだ先に進み続けるのかもしれません。

 

 

・・・私は、その先を見たい、という気持ちと、もう十分かもしれない、という気持ちの両方を持っています。

 

光一さんの人生は光一さんのものです。

事務所に入ったとき、それまでの自分を捨てて「アイドル」としての人生を選んだ、と光一さんは言いましたね。

あれからもう20年以上。

光一さんに出会えて幸せでした。

ですから、光一さんには幸せな人生を生きて欲しい!!

 

 

「次」の「ナイツテイル」再演。

「次」の「SHOCK」

「次」のソロコン。

 

欲張りなファンは全てを待ちながら、一方では光一さんの「幸せ」も願っているのです。

ですから、光一さんにまた会える日まで、光一さんを信じて、待っていようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

葉月

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葉月

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