なんてタイトルにしましたが・・・・
ドラマの話ではありません。
ドラマはなんというか、・・・感傷的。
私はここ5年以内に母と弟を亡くしました。
一緒に暮らしていたわけではなく、時々電話をしたり、たまに会う程度。
もう身内も少なく、家族葬で見送りました。
涙も出ませんでした。
母は倒れるまでしっかりしていましたし。
弟は大腸がんの抗がん剤で苦しみましたが希望どおりに家でなくなりました。
荼毘にふしてお骨を集めて墓地におさめました。
60歳で亡くなった弟の骨はきれいで量も多く重たかったです・・・
たぶん
もっと若ければ違う感じ方をしたでしょうが。
死はだれにもやってきて、何時とは予測できないけれども肉体も精神も滅び、
骨と灰になるのだ、と実感しました。
それは生まれてきた以上誰もが通る道であり。
特別悲しむことでもなく。多分運命、若しくは必然なのでしょう。
そういう日はいつとはわからないけれども
間違いなく来るのです。
死は生き残った者にとっては残念な事実ですが、
形は違っても万人に平等にやってくるのです。
だからこそ、せめてその直前まで、
自分のことは自分でして、生きることに貪欲でいたいと思います。
自分の人生の主体が自分でいられるように。
世の中は知らないことばかりですが、
せめて少しでも、知っていると言えることをふやしておきたい・・・
などと思うこのごろ。
人の訃報を知るたびに、
その人の「終わり方」を思います。
それは、ひとつの道筋ではありますが、自分で決められるものではありません。
せめてその直前まで、希望や夢を抱きしめていたいと思います。