一番印象的だったのが21歳最年少座長だった頃の話。
人見知りで、孤独だったと思う、と斎藤さんが言っていましたね。
ふぉーゆーの2人も初期の頃から出ていたとは知りませんでした。
21歳・・・。
確かデビュー3年目?
忙しさもあったでしょうし、ちょっと尖ってもいたでしょう。
そんな時に、舞台に座長として立ち、しかもジャニーズ初の「帝劇」かつ「最年少座長」かつ「アイドル」
風当りの強さは想像できます。
光一さんもその頃のことは「多くの批判をいただいた」と言っていますし、負けるもんか!と歯を食いしばっていたでしょう。
生来の人見知りもあって、孤独でもあったでしょう。
昔の映像を見ても、その様子が少し分かる気がします。
そのときから20年。
「Endless SHOCK」を始めたころでしょうか。
周りに任せることを覚えて凄く楽になった、と言っていましたね。
さらに『座長』として、良いことはみんなで喜び、悪いことは座長としての責任を負う、と、事があれば矢面に立つようになりました。
今では若手にもフレンドリーで、包容力のある座長、といわれ、舞台の中止の決断を下し、その責任も負う。
その一方で、ダンスでは容赦なく「追い込み」みんなの一体感を作り出す。
曲を、照明を、演出を考え、一歩一歩進んでゆく。
でもちゃんと「立ち止まる」ことも知っている。
やはり孤独でもあるでしょうが、井上さんのような『同志』も得た。
20年の歩みの確かさに頭が下がります。
「RIDE ON TIME」最終回に相応しい『堂本光一・後編』だったと思います。
ただ、公演中止という非常事態になって、ラストのシーンが変わりましたね。
ここに未来への暗示があった気もして、ちょっと残念さが残っています。
また別の番組、別のドキュメンタリーで、光一さんの立ち位置が描かれたらいいなあ、と期待しています。