覚え書き

改めて考える。「エンタメは社会生活に必要か?」

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東京の「寄席」が当初開け続けると言っていましたが、結局休むことになりました。

その際、エンタメは社会生活に必要だから、といっていましたね。

私は、エンタメはまさに平和な時代にこそ花開くものだと思っています。

 

エンタメを求める心の余裕がなければ楽しめませんし、生の舞台やコンサートは、観客が心から楽しめてこそ、それがまた、キャストにも伝わると思います。

 

敢えて行かない、という選択肢もあります。

また、そういうファンの存在も大好きなタレントを支える大きな力でしょう。

仕事が無くて、困るかたもいるでしょうが、それは、他の職種でも同じことです。

耐える時は耐えて、時を待つしかありません。

ファンもまた、映像で癒されつつ、時を待っているのです。

 

エンタメに賭ける情熱や努力は、無駄にはならない、と信じられる信念の強さが、この辛い期間のタレントを支え、そういう姿を見ることがファンにとっては待つ力となって希望と期待を持ち続けることができるのです。

昨年から今年にかけて、多くのコンサートや舞台が中止になりました。

やはり人が集まることの危険を考えれば、仕方がないと言えるでしょう。

奇跡的に舞台ができたとしても、検査をしつつ緊張の中での公演となりますし、それはそれで、大変なことです。

自分の身を守らなければなりませんし、家族のこともあります。

ファンも同様です。

遠征したくても自分のことばかりにかまけてもいられません。

周りの家族、高齢者もいるのです。

エンタメを楽しむ余裕がない、という日々は不幸ではありますが、そうだとしても、「エンタメは生活に必要」と言い切れるかどうか、微妙です。

 

今の危機的な状況を思えば、まずは、これ以上の感染を防がねばなりません。

そのために、できることをする。

そういう地味な努力がいつか実って、エンタメを心ゆくまで楽しめる日々が戻ってくると信じたいと思います。

 

そのときこそ、歓声と拍手に満たされたあちこちの会場で、多くの人々が幸せを味わうのでしょう。

その日まで、何とか心を折らずに、頑張りましょう!!







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