ジャニーズ事務所は関西ジュニアを押してみたり歌番組に所属タレントを出したり、とほとんどダメージを受けていない様子。
退所者がでたところで、あまり影響がないようにも見えます。
これはつまり、決定的なダメージをうけていないからで。
もともとアンチジャニーズのひとは相変わらずで、ジャニーズファンもまた「相変わらず」だからでしょう。
ファンが好きなタレントを応援するのは当たり前ではありますが、過去のこととはいえ、許されてはならない「セクハラ」にはきちんと「ノー」というべきでしょう。
ファンがまだ幼すぎてそれが理解できないというなら、スポンサーやテレビ局が断固たる姿勢を示すべきだと思っています!
けっきょくのところ、「大人」がきちんと対処しなければ、何も変わらないのです。
日本という国は日々、あるいは時と共に、その評価をどんどん下げています。
技術力。経済。学力・・・・
せめて道徳、という言い方は古いかもしれませんが「モラル」を守る、あるいは「人としての尊厳」を守る国としての誇りをもったらどうでしょう。
そのくらいしかない、というのも寂しいことではありますが。
それなら「決意」ひとつでできることでしょう。
それすらもできない、というのであれば、もはやこの国に期待できることはありません。
社会のモラルを守り『被害者』を減らし、これまでの慣例や忖度を見直す。
それは「決意」があればできることなのに、それをしようとしない。
そういう「曖昧さ」または周りを見つつ態度を決めようとする「姑息さ」がこの国の社会をどんどんダメにしてゆくのです。
だからもう期待もしない。
ただ 黙って諦めている多くの人がいます。
そういう人々に対して何か言えますか、
私自身、この怒りとも何とも言いようのない気持ちを持ってゆく場所がありません。