私は、
もうちょっと下の世代ですが、「団塊の世代」というのは「まだまだ若い」と思っているらしい。
という記事を読みました。
まだ「じいさん、ばあさん」ではない、と。
それはけっこうなことですが、肉体は正直で、やはりちょっとずつ衰えているのは事実。
そこをもっと見なければ、とわたしは思うわけです。
記憶力が衰えたとは言いませんが、どうも感覚が変わってきたというのか、自分の感覚が信用できない、というのか。そんな感じ。
自分の年齢でなにがどうかわってゆくのか見て体験して知ってみたい、と思うわけです。
よく「鬱」になってはいけない、とか、悲観的になってはいけない、といいますね。
それはつまり、「老化」から目をそらして、もっと楽しく楽天的に生きろ、ということなのかもしれませんね。
しかしこの年齢になったからこそ感じること、思うこともあるのです。
例えば、明日どうなるかわからない、いつ何が起こるかわからない、という不確定な未来がたしかにある。
だんだんちょっとしたことができなくなって、不安になる日常。これもたしかにある。
私は昨日、台所のガラス戸に顔から正面衝突しましたよ(軽くね)、もっと距離的にゆとりがあると思っていたのに。
Uターンするときの不安定さ、階段や坂道を下るときの不安。今までは感じなかったことを感じますね。
これがつまりは肉体の「老化」に伴う自分の感覚の、若い頃との違いだと思うのです。
そうしてそこから目をそらしてはいけない、とも思うのです。
でもこれも今70歳目前だからいえること。
例えば90歳になったら、もうそんなことはどうでもよくて。毎日を穏やかに過ごせたらいいのかもしれません。
ただそれは精神の「老化」でもあるのだろうと思っています。まあそれが自然であり、幸せでもあるのかもしれませんが。
少なくとも「今」はまだ自分の現在の状況を考えてみたい、と思っています。
ただし、それは「幸せ」にはつながらない、と思う。
たぶん私は、年齢を重ねることの功罪を知りたいんでしょうね。とくに「プラス」の部分を。
あるはず、とおもうから。
それが良いことかどうかわかりませんが。そこから目をそらしたくはない・・・。
できる間はそこを考えてみたい、と思っています。
{追記}
KAT-TUNがとうとう解散しましたね。昔は好きではありませんでしたが。
良い大人になったと思います。特に上田くんのコメントにはちょっと泣きそうになりました。
これからも応援しています!!
がんばれ!!
光一さんも選んだ道を歩んでください!!
そういう人だと思っていましたよ。悔いのない人生を!!