光一さんの連載「エンタテイナーの条件・特別編」を何度も読み返しています。
病室で朝までジャニーさんと過ごせて本当に良かったと思います。
「ゆっくり思い出を振り返る特別な時間」だったと光一さんも言っていますね。
ある意味、光一さんはジャニーさんを、最も語れる人ではないか?とこの「特別編」を読んで思います。
私はいつも思うのですが、光一さんがただ一人、ジャニーさんの舞台を作り変えて、進化させた人だ、というのは、とても大きなことです。
ジャニーさん演出の舞台には多くのジャニーズタレントが立っています。
その舞台は光一さんが言うように、若いエネルギーの爆発力?を最大に発揮させるものであり、ストーリーは二の次で、観客を驚かせる仕掛けに富んだものです。
私が特に思い出すのは、唐突に出てきた「火を吐く竜」に飛び乗って戦う光一さんの姿です。
「なんじゃこりゃ!」と、それこそあの”ジーパン刑事の最期の言葉”を思い出してしまうくらい、訳の分からないシーンでした。
(このセリフが分からない人がいたらごめんなさい。世代の相違です!)
ですから、まあ光一さんの姿を愛でるだけ、が楽しみであり、最後の「ショータイム」を観に劇場に通っていたようなものでした。
もしもあのままの舞台が続いていたら、見続けていたかどうかとても疑問です。
まあ、光一さんもあのまま演じ続けていたかどうか疑問ですが。
「Endless SHOCK」に初めて変わったとき、ショータイムもなくなりましたね。
光一さんはやや不安を感じていたかもしれませんが、内容の変更にも、ショータイムがなくなったことにも、ほとんど文句が出ませんでした。
むしろ、観客は喝采したものです。
これこそ、光一さんの光一さんによる「舞台」だ!と。
光一さんが自分の納得できる舞台にしたい、と思い、ジャニーさんがそれを認めたことは、「舞台」を愛する人の共通の思いがあったからだと思います。
ジャニーさんにとって光一さんは「自慢の息子」だったでしょう。
光一さんにとってもジャニーさんは尊敬する「父」であり、いつか超えたいと思う高い壁だったでしょう。
ジャニーさんの「舞台」への思いを深く理解し、受け継いでいるのは光一さんだ、と私は思っています。
ただし、ジャニーさんは裏方に徹した方でしたが、光一さんはそうではありません。
自身が舞台の真ん中に立つことで、ジャニーさんには見えない光景を見たでしょう。
また「座長」として、ジャニーさんとは違った立場で舞台を考えたでしょう。
それは超えるとか超えないとかではなく、光一さんとジャニーさんの違いなのです。
二人は似ていても別の道を歩いているのです。
ですから、光一さんには光一さんの道を歩んで欲しいと私は熱望しています。
滝沢くんが引退して裏方としての道を選んだ。
それはそれで滝沢くんの選択です。
今後、ジュニアのプロデュースをするなら、頑張って欲しいと思いますが、光一さんには光一さんの道を進んで欲しいです。
事務所や後輩くんたちに囚われずに、自由に、未来に向かって欲しいです。
・・・・まずは梅芸。
次は何でしょう?
あちらのアルバム発売の話に、ちょっと触発された部分もありますが・・・・。
「エンタテイナー・堂本光一」を待っている人がたくさんいます!
そのことは忘れてほしくありません!!