なんと光一さんのソロコン以来の大阪城ホール。
ほぼ4年ぶりでしょうか?
お誘いをいただいて行ってきました。
ご存知でしたか?
大阪城ホールの周りがスターバックスがあるわ、飲食店がたくさん入ったきれいな2階建て建物があるわ、すっかり様変わりしていました。
大阪城公園駅からホールに向かう道すがら、やたらとキョロキョロしながら、光一さんのソロコンがないと、ここにも本当に長いこと来なかったなあ、と改めて思いましたね。
できれば夏には光一さんのソロコンでまたここに来たいものだ、と思いました。
「70 years Live
Old Guys Rock」
というタイトルのコンサート。
会場内は、内心心配していたのですが、お客さんもよく入っていて、これなら「ドタキャン」はないな、と安心したのでした。
17時開演。3分ほど遅れスタート。
まずは少し若いころの映像が流れてジュリー登場です。
私はスタンド席だったのですが、アリーナは総立ち!
ジュリーはキラキラしたたっぷりのつなぎの衣装で、体形もカバーされています。
白髪と髭はそのままでしたが。
いきなり「カサブランカ ダンディ」!!
これには驚きました。
昔の曲はやらない、と聞いていたので。
お酒?を吹き出すフリもあって、思わず拍手!
高音がやや苦しそうでしたが、歌い切りました。
でもそのあとがもっと凄かった!
声がどんどん出るようになって、私が知っている楽曲もあり、楽しいコンサートでした。
途中MCはほとんどなし。
「ありがとう!サンキュー!ありがとうね~」というフレーズが曲の合間に繰り返されます。
ステージはギターの柴山和彦さんと二人だけ。
特に花道はなく、照明もまあ普通。
光一さんのソロコンと比べるものではありませんが7500人が入っているとか。
約2時間のコンサートでしたが1回衣装替え。
紫のスカート風の衣装に黒のジャケット、黒のストッキング?黒のベレー風の帽子で素敵でした。
ステージの黒いボードのうしろで着替えていたそうで、「ここでこのボードが倒れたらちょっと面白い」とか考えていたようです。
ここであの「キャンセル話」が少々。
「ジュリーは自分の歴史の幕を閉じた」とか言われたようですが、「そんなつもりはなく、まだまだ頑張ります!」と。
ただ「あの件でそれまではジュリーといえば昔のイメージがあったのに今の姿がバレてしまって、自由にどこでも行けなくなった」とも。
60歳からは70歳まで何とかやれればいい、と思っていたけれど、もう70歳・
古希なので、「大人になってから随分経つので、もう”大人の対応”をしなくてもいいか、」とか。
ドタキャン以降、コンサートが続いてお客さんがきてくださることに感謝とか。
MCも楽しませてくれました。
「ROCK」と銘打ったコンサートですが「ROCK」にこだわらなくても、ジュリーの声は美しく、素敵でした。実際楽曲もそこまでROCKに拘っていないように思われました。
でも一番感動したのはアリーナ席のファンのみなさんの姿でした。
始めから総立ちで曲にあわせて手の振りが変化し、手拍子があり、ノリノリで。
こういうファンのみなさんがいるから、古希になっても、さらにたぶん今後もジュリーは歌い続けるのでしょうね。
さすがに「古希」の光一さんは想像できませんが、(という前にそれって30年後ですから。自分が想像できません!)楽曲をダンスや照明、つまりはステージで表現する、というスタイルの光一さんのソロコンは、いつまでできるのだろうか?と考えてしまいました。
年齢を重ねて、”歌だけのシンプルなソロコン”は光一さんの場合「アリ」だろうか?
ファンとしてはアリーナ席で立って手を振り、頑張るつもりはあっても、おそらく光一さんは、そういうソロコンはしないのではないか、と思われ。
となると、ますます時間は限られている、と思うのです。
ジュリーにはジュリーの生き方があり、光一さんには光一さんの道があるでしょう。
ファンにとっては、光一さんのステージが見られることが幸せ。
それがたとえばミュージカルの舞台なら、もちろん幸せです。
光一さんが舞台でその役を生き生きと生きて、歌とダンスを披露して。
そういう未来を想像しています。
たとえば、市村正親さんは今年69歳です。
素敵な69歳ですよね、かつ現役のミュージカル俳優さんです。
光一さんには幸せな家庭をもってほしいですし、その上で、ミュージカルの舞台に立って欲しい。
大阪城ホールからの帰り道、そんなことを思っていました。
(ジュリーのMCは覚えている範囲で書いてみましたが、そんなニュアンスだった、ということでお許しくださいませ)