こちらは芦屋山手中学校辺りの桜🌸です。
曇り空ですが咲きはじめています。
”act guide ”を読み返しながら、光一さんと井上さんについて考えていました。
井上さんのことは、深くは存じあげないので、的はずれなことを言うかもしれません。
全て私見 ですのでお許しください。
私は、光一さんはよくも悪くも、ジャニーズに守られて、ある意味純粋培養されてきたと思っています。
ただ、それは、どこかのネット記事にあったような、ジャニーズタレントは大人になっていないからいつまでも若いのだ、ということとは違うのです。
光一さんは座長として帝劇に立つことで多くの批判を浴び、そんな中で舞台に立ち続けて重い責任を背負い、ついには演出にも深く関わるようになって、大人になりました。
ですから、ジャニーズだから大人になれないとは言えず、個人の資質の問題でしょう。
光一さんは大人になりましたが、やはり昔からの可愛らしさを持っていて、同世代のタレントさんとは、ちょっと違う空気を纏っています。
そのあたりが純粋培養の故か、と思います。
たとえば、井上さんは、バラエティ番組を拝見すると、しっかりと自身や舞台をアピールされ、かつ好感度もアップ、という、なんと言うのか、逞しさ?周りの人への気遣いもあって、いろいろ揉まれてきた方なのだろうと感じます。
舞台でのダブルキャストで悔しい思いをしたことを語っていらっしゃいましたね。
多くの演出家に揉まれ、たくさんの舞台にたち、様々な思いもされてきたでしょう。
そんな経験をお持ちの井上さんは、光一さんとはちょっと違う意味で大人でしょう。
でも、光一さんと井上さんは、同じ時期に舞台をスタートさせたということだけでなく、もっと奥深くで理解し合っているように思えます。
おそらく、光一さんの物凄く純なところが井上さんのどこかを直撃して、井上さんがたびたび可愛いと光一さんを評することにも繋がっているのだろうと思います。
ただし、「純な光一さん」と「こなれた井上さん」というような図式的な見方をするつもりはありません。
エンタメを考えるお二人の真摯な姿勢は共通だと思います。
ただ絶妙なポジションの違いが、それぞれの見方の違いになり、お互いに刺激を与えあうようになっているのでしょう。
井上さんは演じ手として光一さんの演出に注目し、光一さんは演出家として井上さんの表現に注目しています。
”act guide”で井上さんが「ヨシオ」として「SHOCK」に出たいと言った時、光一さんが瞬時に自分がライバル役をする、と言っていましたね。
最初は「え~!」と思いました。
が、ライバル役の「コウイチ」を見てみたい、という気持ちがジワジワと湧いてきました。
そうして、そのときには「ヨシオ」に真ん中に居て欲しい、と思いました。
もちろん演出の変更が必要でしょうし「Endless SHOCK」とは違うものになるかもしれませんが。
そういうことも含めて、お二人を見ていると様々な夢が広がります。
「ナイツテイル」の共演がきっかけとなって、日本のミュージカルが大きく変わってゆく可能性もあるでしょう。
光一さんと井上さんの出会いが新たなものを生み出すのであれば、それをずっと見ていきたい!というのが今の願いです。
さて、今日は2公演。
関西でも桜が咲き始めて、千穐楽には満開かも。
1700回を寿ぐ桜になりそうですね!