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今日は読書の日・・・

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昨日から風邪気味で今日は久しぶりに「読書の日」にしました。

選んだのは一度読んだ五木寛之さんの「百歳人生を生きるヒント」

ただし、これを書かれた時、五木さんは85歳。

ごくかいつまんでいえば、

昔の「人生50年」とか、何となくあった「老年」の意識が変わってきた、という内容です。

さすがに自分が100歳になった姿は想像できませんが、さて、今からどのくらい生きるのか、まったくわかりません。

本屋さんにはさまざまは書籍が並んでいて、いかに老いるか、またいかに楽しく過ごすか、ということを教えてくれます。

・・・が、そこはひとそれぞれ。

ご自由に、と思いますね。

 

五木さんの御本も、例えば90代をどう生きるか、ということにも触れています。

ただねえ、人にはそれぞれの歴史があり、これまでの日々があっての今ですから、それぞれの望むようにやっていけばいい、と思うのです。

でも。

この本で以前に完全にスルーしたらしい詩をみつけました。

茨木のり子さんの詩です。タイトルは「倚りかからず」引用します。

↓   ↓   ↓

「倚りかからず」

もはや

できあいの思想には倚りかかりたくない

もはや

できあいの宗教には倚りかかりたくない

もはや

できあいの学問には倚りかかりたくない

もはや

いかなる権威にも倚りかかりたくはない

ながく生きて

心底学んだのはそれぐらい

じぶんの耳目

じぶんの二本足のみで立っていて

なに不都合のことやある

 

倚りかかるとすれば

それは

椅子の背もたれだけ

 

 

これは1999年の作品だそうです。

2006年79歳没。

 

今は2023年、人の生き方も変化して「ひとり」を選ぶ人も増えました。

また私の母がそうであったように、兄弟を見送って倒れる人もいます。

弟のように自宅で一人亡くなる人もいます。

わたしはたぶん一人で死ぬでしょう。それでいいと思っています。

ただそれならそれで用意はしておきたい、とも思っています。

そのあたりも人それぞれでしょう。

「自分の二本足」のみで立っていればいい、と思います。

 

まだまだそこまでの準備はできていませんから、これからがんばらないと!

70歳までにはなんとかしたいのですが、さあどうでしょう??

 

 

今日もいろんな事件があり、たくさんのニュースがあり・・・・

どんどん時は流れてゆくのですね。

それでも

いやだからこそ

絶望せずに

上を向いて歩いていきましょう!!

 

 







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