滝沢くんは主にジュニアの養成にあたるそうで。
事務所の経営には携わらないとか。
事務所内にジュニア養成の別会社を作りそこの責任者になる、と。
10日にタキツバ解散が決まり、翼くんは退所、滝沢くんは引退して裏方に専念、ジャニーさんのジャニーイズムを継承する、と。
滝沢くんの決断ですから、頑張って欲しいと思います。
タキツバといえば、デビュー前のキンキのバックによく付いてくれましたね。
特に「若葉のころ」の『FRIENDS』 でまだ小さい二人がキンキのそれぞれと肩を組んでいたシーンを懐かしく思い出します。
あれから20年以上が過ぎ、こういう事態になるとは、キンキの現状も含めて想像できませんでした。
・・・・・で、ここからは今の自分の想いです。
ジャニーイズムの継承者として、おそらく滝沢くんが一番ふさわしいのだろうと思っています。
光一さんは、根底にはジャニーさんの教えがあるにせよ、それを超えて先に行こうとする人だと思うからです。
ジャニーさん演出の舞台を自らの演出による『Endless SHOCK』に変えて、連日の満員御礼、1600回を超える主演記録を継続中という事実が、光一さんの「挑む」姿勢を表しています。
光一さんは、吉田拓郎さんが、これも20年ほど前に言ったように、まさに『闘う王子』ですから。
もっと良いものを目指しながら、演出を変え、自身のスキルを磨き続けて、舞台に立ち続けた光一さんは、今年2018年の初の外部舞台「ナイツテイル」で、錚々たるメンバーの中で堂々とセンターに立ち、ジャニーズという枠を超えてミュージカル俳優としての存在感を示しました。
演者として、本人はミュージカル俳優ではない、と言いますが、舞台に立つスターであることは充分に認識してもらえたと思います。
しかし、光一さんの凄さは、演じ手であると同時に、優れた演出家でもある、というところにあります。
しかも、「堂本光一」という稀有のスターをどう見せるか、そこを冷静に客観的に考えられる演出家です。
照明、衣装、音楽、大道具、舞台転換、その全てに目を配り、さらに良くする方法を考える。
今年の「SHOCK」では、ライバル役の変更に伴い、コシオカのシーンを増やして舞台全体のバランスを保とうとしました。
ソロコンでは、とうとうジャニーズは光一さん一人だけというステージになりましたが、これこそが「光一クオリティ」
ジャニーさんの舞台は、みんなを驚かす、いろいろなものが詰め込まれた舞台ですが、同時に訳の分からない舞台でもあります。
毎年のジャニーさん演出の若い子たちの舞台は、彼らのファンは集まるでしょうが、再演されるようなものではありません。
楽しく、人を驚かせる演出、
それがジャニーイズムならば、光一さんの場合は光一イズムというよりは、やはり「光一クオリティ」なのです。
こうでなければならぬ、とか、こうあるべき、ではなくて、もっと良いものを作りたいという真っ直ぐな姿勢が結果としてもたらすもの、それこそが『光一クオリティ』
私は一人のファンとしてずっとそれを見てきましたし、これからも見ていきます。
ただ、光一クオリティを保つには、センターには『堂本光一』が必要なのですよ。
ここで、ちょっと話は滝沢くんに戻りますが、滝沢くんは来年、滝沢くんがいない舞台の演出をすることになります。
頑張ってください、としか言えません。
光一さんが『光一クオリティ』を貫こうとすれば、いずれはジャニーズ事務所から離れる事になるのではないか?
とも思いますが、そこはまだわかりません。
ただ、今年は少なくともグループの今後については、決断しやすい年ではないかと思います。
今年のカウコンが平成最後のカウコンになる、と同時に、本当にラストのカウコンになってもいいかなと思います。
キンキにとってもね。
終わるものは終わって、そこから新しいものが始まる。
それが当たり前ですから。
ジャニーズ事務所もね。変われるのであれば、今でしょう。