なんと二日連続の観劇!
今夜はただ楽しもうと思っていたので。
光一さんの歌声が一際よく響いていた気がしました。
パラモンがクリオンの残虐に憤り、エミーリアを「先に見た」と言い張り、フラビーナの思いに気づいて揺れる、そのある意味気持ちがそのまま出るのに対して、アーサイトはテーベの騎士としての矜持とエミーリア一筋の愛に一直線で。
宿敵で親友の従兄弟同士はそれぞれ違っていて、だからこそ「宿敵で親友」
男たちは確かにバカだけれども、女たちは強くてしたたかだ。
純粋で、でもしたたかで、望むものを手に入れる。
迷いがなく、賢くて、男たちを導いてゆく。
二人の騎士を見ているシーシアスがまたちょっと可愛くて。
森の先生も可愛い。
結局、男たちは可愛い、と言いたくなるのでした!
帝劇から数えて3回目の観劇で、ようやく「ナイツテイル」の世界が楽しめた気がしています。
こんなシーンがあったのに気づいてなかった、とか、なるほど馬の乗り方はこんなふうで、アーサイトはあんなふうに離脱してパラモンを捜すのか、とか、目が足りないと思うところはたくさんあるのですが。
それでも、騎士の話は発見に満ちていて、舞台に溢れる熱さがこちらの気持ちを幸せにしてくれる。
と、そんな風に思ったのでした。
今日はシーシアス岸さんのお誕生日だったのですね。
カテコでパラモンがシーシアスの衣装の裾を引っ張っていましたっけ。シーシアスは逃げて行きましたが・・・・。
ところで、カンパニーパーカーには役名が入っているのですね。
キャストの畠山さんのツイートで知りました。
こんな感じ。
これは、このキャストで再演!ということでいいのでしょうか?
期待して待っています!