覚え書き

「トニー賞への招待」・・・「ロングラン」の意味!?

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トニー賞をめぐっていろいろ調べていて一番に思ったことはNY・ブロードウエイにおける「ロングラン」について、です。

 

いわゆる「ロングラン」というのは連続公演であり、休演日を挟みながら毎日上演されることで、「オペラ座の怪人」は,なんと1988年1月26日の初演以来

『毎週月曜の定休日と、伝統的な休養日である感謝祭 (11月第4木曜日) の翌日、およびクリスマスの日 (12月25日) の他は休むことなく、火・水・木・金・土曜の晩と水・土・日曜の昼の週8回の公演を20年間にわたって続けている』(ウィキペデァより引用)のです。

「トニー賞への招待」でも紹介されていましたが、今も続いて上演されています。

 

日本では劇団四季の「ライオンキング」

1988年からすでに20年以上のロングラン。東京、大阪、福岡、名古屋、ソウルなどの公演も含めて上演中。

 

 

このような「長期連続公演」ではなく、『長期間にわたる断続的な公演』が日本ではロングランと言われることがある、と。

 

「Endless SHOCK」はその『長期間にわたる断続的な公演』にあたるわけです。

 

シングルキャストであることから、実際、現在以上の長期連続公演は不可能でもありますし、またそれを目指しているわけでもないでしょう。

長期連続公演となればダブルキャストが必然でしょうし、そうなれば集客力の面での問題が出てくるでしょう。

 

ここに、日本の、というか、あるいは「SHOCK」の抱える問題点が出てきます。

大きな問題のひとつは、ある意味「SHOCK」はまだまだ”ファンのもの”ということです。

チケットがファン以外には出回りにくい。

したがって、その内容も十分には伝わらず、階段落ちやフライングの話題で終わってしまいがちになる。

また、個々の曲が魅力的であるにもかかわらず、シングル曲として発売されず、『ONE DAY』にしても『CONTINUE』にしても知られていない。

 

ミュージカルの大きな魅力は「楽曲」の素晴らしさだと思います。

素晴らしいミュージカルには、良く知られた名曲があります。その点、「SHOCK」の曲はあまりにも知られていません。

 

このようなことは、「SHOCK」を支えるショービジネスの体制が不十分なことが原因でしょうし、チケットの販売方法などから考える必要があるでしょう。

と同時に、シングル曲の発売なども必要でしょう。

 

 

光一さんの20年にわたる努力と進化、それを見守る多くのファンの存在が「SHOCK」を支えているのは確かなことです。

それは「コウイチ」の存在なしでは「SHOCK」ではない、と思う人(自分もそうですが)が多いということでもあります。

 

ここで思うのは、では「SHOCK」が光一さんが思うような「日本発のオリジナルミュージカル」になれるのか?ということです。

私自身は「SHOCK」がミュージュカルとして独立した作品になるには、「コウイチ」から離れなければならないだろうと思います。

そのとき、むしろ「ライバル役」の心情にフォーカスするべきではないか、とは思うのですが。

誰が演じても納得できる作品になってこそ、「SHOCK」は日本発のオリジナルミュージカルとなるのではないでしょうか?

それは光一さんが存分に「コウイチ」を演じきったあとに、できるのかもしれません。

その時「演出家・堂本光一」が「コウイチ」のいない「SHOCK」をどう作るのか?あるいは作らないのか?

 

私自身は、「SHOCK」が日本発のミュージカル作品として世界で上演されることを願っていますが、それと光一さん主演の「SHOCK」をもっと世界中の人に知ってもらいたい、ということとは別物なのだろうとも思うのです。

 

「SHOCK」は光一さんあってこその「SHOCK」だとファンとしては思います。

 

しかし、その一方で、もっと先を考えたとき、作品としての「SHOCK」が長く残り、何度も上演され、素晴らしい楽曲が歌い継がれていくことを願ってもいるのです。

 

今後どういう道を「SHOCK」が辿るのか?

 

演出家、光一さんはどう考えているのか?

 

間もなく「平成」が終わり「令和」になります。

これが何をどう変えるのか、ということではないとしても、一つの区切りではあります。

光一さんが今後を考えて演出を変えた、と言っていましたが、その「今後」には「コウイチ」がいない「SHOCK」も含まれているのかどうか。

 

応えられる限りは応えたい、と言ってくれる光一さんに、酷な疑問かもしれません。

 

また、そんな光一さんをずっと見ていたい、と思う自分自身にとっても、すでに「化け猫化」してから久しく、いつまでも見続けていられるか?といえば疑問です。

 

・・・まあ、答えは未来に託されているわけで・・・・。

 

今、平成が終わろうとしている今日、2019年4月30日、の自分の覚書です。

 

 

 

 

 







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