このブログは以前のものも含めてずいぶん長く続けています。
あの東北の震災のときもそうでした。
今2020年のコロナウィルス禍でも、やはり同じように続けています。
私もそれなりの年齢になっていますし、人生経験もそれなりに積んできました。
しかし、諸々の現実を語っても、それが未来を明るくするわけではない、また私自身の経験など、特にお話するようなことでもありません。
ただ、どんなときも、誰でも、好きな曲、聴きたい曲はあります。
100の言葉よりも一つの楽曲で慰められたり、勇気づけられたりする。
その曲を聴くだけで、エネルギーが沸いてくる、元気になれる。
そのくらい、あるメロディやあるシーンは心に響きます。
どんな美しい言葉もそこまで気持を動かせない、と思うのです。
さらに、国を超え、人種を超えて、確かに伝わるものがあります。
元気になれる、勇気を貰える、未来があり、夢がある。
それを示してくれるのがたとえば「Endless SHOCK」です。
そればかりでなく、たとえば誰かの歌声に感動することもあります。
美しい歌声とメロディは、直接気持ちを揺さぶって、いつまでもその時の感動は心に記憶されるのです。
そんな素晴らしい世界は、今、劇場が閉まり、コンサートは中止されて、すこしばかり彼方に行っていますが、それでも、私たちは夢や希望をそこに見つけることができます。
今も曲を聴けば希望が湧いてきます。
一つのシーンを思いうかべれば、その時の感動は蘇って力を与えてくれます。
心は常に喜びを、希望を、夢を求めています。
ですから、エンタメの危機、というものはありえないのです。
一時的な「自粛」はあっても、心が求め続けているかぎり、また希望が歌われ、勇気が示され、私たちは喜びの声を上げるのです。
何時かはわかりませんが、
世界中が喜びの声をあげるとき、それはどんな大きな波となるのでしょう?
その波に揺られて、幸せな時間を過ごしたあと、今度は現実の生活の立て直しが始まります。
そのときも、きっと、心に響く歌声やメロディが、日々の暮らしのエネルギーとなって私たちを支えてくれるに違いない、と思っています。
日本ではコロナウィルスの猛威が広がっていますが、「自粛」の効果が表れるのはまだ先の事と思われます。
結局は一人一人の自覚次第。
大人として社会人として、また家族や友人や仲間を守るために、自分にできることを続けるだけですね。
好きな曲を聴きながら♫