1995年の震災からもう28年。
あの頃は子どもも小さくて、自分もまだ若く、体力もあって、給水車から坂道を登って家まで水を運んでいました。
電気の復旧は早かったものの、水とガスは時間がかかりましたっけ。
冬だったのでコートを着たままで過ごしていました。
忘れられないのは芦屋川から夙川までの阪急電車の線路が波打っていて、そこを歩く人たちと、途中で水を配ってくれた人たち。
その後夙川から電車で何とか梅田まで出たら、いつもと変わらない生活があって、衝撃をうけたこと。
息子がもうすっかり大人で、その分、私たち夫婦は年を取って・・・・。
考えてみると、いつも根拠のない自信があって、未来を信じていましたね。
少なくとも「諦める」という選択肢はなかった。
最近は、なんだかもう限られた未来しかないような気がしていたけれど・・・
そうではない、と思い始めた。
終活も大事だけれども、そのために今後の時間を費やすだけではねえ。
目標を定めて、次にできることを始めないと、と今は思っています。
一人で暮らすのもいい。でも家族のためにできることを探すのも大事。自分のためにも。
そう考えると今年は体力をつけて、言ってみれば準備期間。
ちゃんと動けるようになってから「次」を探そうと思えるようになってきました。
私の「城」作りはしばらくは保留。
そこを「余生を過ごす場所」ではなくて,「生きがい」のある場所にしたいと思うようになりました。
なんて単純!
つまりは光一さんの「ワクワク」に触発されただけ・・・。
「ワクワク」を探しに行こう!!
・・・・と思っています!!